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スポーツ留学奨学金プログラムの概要

アメリカスポーツ留学奨学金プログラム概要

アメリカスポーツ留学奨学金

アメリカスポーツ留学奨学金プログラムは、日本の学生がスポーツ奨学生として、アメリカの大学から奨学金を受け取り、進学しながらスポーツ能力の更なる向上を目指すことを推進するプログラムです。

プログラムでは、スポーツ選手に奨学金を提供するアメリカ国内の大学を集める一方、奨学金を受けながらアメリカの大学への留学を希望する学生と、奨学金を提供する大学とを結び付けます。第一次書類審査に合格した学生は、アメリカの大学で年1回実施される、実技選考会に参加することが必要です。7月に行われる、ショーケースと呼ばれる実技選考会には、例年55~85の大学各校のスポーツクラブ指導者や審査担当者が参加し、参加者のレベルや、学校の目的に応じて奨学生の受け入れを、その場で決定します。参加リーグは NCAA 、 NAIA 、 NJCAA 等です。

スポーツ奨学生として大学に入学が決定した場合、スポーツをしながら英語の授業、
あるいは学位取得を目的とした授業を受けることができます。その期間中、奨学生はアメリカの文化を知ることのみならず、
世界中から集まる同年代の学生とともに、国際的な人格形成を行います。

プログラムの運営組織は、1997 年から今日まで、南米や欧州を中心に10,000名以上の学生を、
奨学金付きで米国大学へ留学させています。日本からの留学生に枠が拡大されたのは2004年8月からです。
2005年1月に第一期生を送り出してから、年々このプログラムを利用して留学する日本人が増えています。
当面、日本に割当てられた枠は年間50名となっています。
(米国大学奨学金プログラムの枠150名と合計すると、年間200名の枠となります)

プログラムの対象者(年間枠 150名)

  • 高校3年生の学生(現在海外の高校に在籍中の日本人でも対象)
  • 高校卒業者(現在、社会人、専門学生、無職の人、海外に在住の日本人でも対象)
  • 大学生(アメリカの大学に編入が可能な大学生。
    現在アメリカの大学を含む海外の大学に在学中の方も参加可能)25歳まで
  • 大学卒業者 25歳まで(現在、社会人、専門学生、無職の人、海外に在住の日本人でも対象)

プログラム対象外の方 6つのケース

1.2年制大学への進学しか考えていない人

2年制州立コミュニティカレッジは、元々留学生向けの奨学金をほとんど出しませんし、
当奨学金留学プログラムに参加するために求められる教育水準を満たしていないため、
当奨学金留学プログラムには参加できません。
なお、当奨学金留学プログラムでは、2年制州立コミュニティカレッジと同等、
あるいはそれ以下の費用で4年制大学を卒業する参加者が多数います。

2.大学院への進学しか考えていない人

当奨学金留学プログラムは、大学院への進学は対象外となっています。
一方、第二学士号取得目的の方は参加可能です。

3.進学先大学が決まっている人

当奨学金留学プログラムは、プログラム自体に出願後、オファーが来た大学の中から進学先を選ぶものです。

ご自分で決めた出願先大学が奨学金を支給してくれるよう大学に交渉したり、
プログラム運営団体が直接奨学金を支給するものではありません。
例えば、ハーバード大学に合格した方が、お金がないためどうしたらよいか私たちにご相談いただいたところで、
私たちにサポートできることはありません。

4.高卒認定資格は持っているが、高校を卒業していない人

アメリカの4年制大学進学に当たっては、高校での成績がもっとも重要な合否の判定材料の1つとなります。
高校での3年間の成績が付かない高卒認定資格だけでは、当奨学金留学プログラムの参加はできません。

5.留学開始時点で26歳以上となる人

当奨学金留学プログラムは自力で留学資金を工面することが難しい若者のために運営されています。
そのため、参加可能年齢に制限があり、留学開始時点で26歳以上となる人は参加ができません。

6.アメリカ国籍を持っている人

当奨学金留学プログラムは、留学生に対して奨学金を支給する大学から
奨学金支給のオファーを取り付けるものです。
アメリカ国籍を持っている方は、留学生が取得する学生ビザ(F-1)の申請ができませんので、
"留学生"になることができず、当奨学金留学プログラムに参加できません。

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このプログラムは、必ずしも日本の高校、大学で高い学力や英語力を持っている学生に限って
奨学金を与えるプログラムではありません。
また、セミプロ並みのレベルにあるスポーツ選手だけを対象とするものでもありません。
アメリカの大学がスポーツ奨学生として受け入れる基準は様々です。
そのため、このプログラムに興味のある方は、
現在の英語力、学力やスポーツでの実績を問わずに応募することができます。

奨学金対象スポーツ種目と募集レベル

- 男子 女子
サッカー 平均レベル 平均レベル
テニス 平均レベル 平均レベル
ゴルフ 平均レベル 平均レベル
バスケットボール 上級レベル 上級レベル
  • ※アメリカの大学には様々なレベルのスポーツリーグがあります。
    2つ以上のチームを持ち、異文化交流に興味を持っている大学も多くあります。
    万一、応募者の希望するスポーツのクラブから奨学金の機会が得られない場合でも、大学の一般奨学金の枠から支給されるケースが一般的ですので、奨学金のチャンスはどなたにでもあります。
  • ※プロのアスリートとして契約した経験のある方は、大学アスレチックプログラムを運営しているNCAAなどの団体の取り決めにより、一部大学のアスレチックチームへの参加を制限・禁止されることがあります。

支給される奨学金

本件で取扱う奨学金は、年間の授業料、滞在費、食費の50%~100%程度を支給するものです。
また、在学中は毎年、継続的に奨学金を支給されます。スポーツ留学奨学金の場合は、
チームに在籍している間(最長4年間)は通常継続的にスポーツ留学奨学金が支給されます。
(ESLの期間を含めると、最長5年間の支給)
支給された奨学金については、一切返済義務はありません。

そのため、アメリカの大学へ留学を希望する学生にとって、大きな経済的支援となります。

<例> 授業料・滞在費・食費等 年間20,000ドルの場合
(1)奨学金/ 12,000ドル、 自己負担額/ 8,000ドル (奨学金として年間費用の60%支給)
(2)奨学金/ 15,000ドル、自己負担額/5,000ドル (奨学金として年間費用の75%支給)
(1)、(2)のように、年間費用の50%以上の奨学金を支給する大学が複数手配されるので、
その大学の中から進学先を選択します。
(ショーケースの結果、100%の支給も珍しくはありません)

プログラムへの参加申込について、後述のとおりプログラム費用が必要ですが、
万一、申込者ご本人の都合以外の理由で、奨学金付きの留学手続きが不調に終わった場合、
出願手続き料とプログラム費用は無条件で全額を返却されます。

スポーツ留学奨学金に必要な英語力について

出願時点ではTOEFLによる足切りがないため、英語力だけで奨学金の金額や
大学が変わることはありません。
しかしながら、出発までにアメリカの大学で生活する上で、
最低限必要な英語力を身につけていただく必要があります。
したがって、米国大学スカラーシップ協会では、国内事前英語研修を義務づけております。
国内事前英語研修に関しては後述いたします。

スポーツ留学奨学金支給の審査

日本の大学入試のような筆記試験はありません。まず書類審査でショーケースへの参加が決まります。
例年7月にアメリカで行われるショーケースに参加することで、奨学金の支給と受入れが決まります。
その最終的な審査は奨学金を支給するアメリカの大学が行います。

しかしながら、米国大学スカラーシップ協会・日本事務局では、
書類審査のポイントやスポーツ種目ごとの難易度、本人の留学に対する考え方をチェックすることで、
奨学金支給の可能性について大まかな予測を立てられます。

現在まで米国大学スカラーシップ協会・日本事務局が指定したカウンセラーによるチェックで、
奨学金支給の可能性ありと判定された人には例外なく奨学金のオファーがあります。
そのため、プログラムを申込む前に必ず指定カウンセラーによる無料個別インタビューを受けていただき、
出願すれば奨学金のオファーがもらえそうかどうかを確認する必要があります。

インタビューの結果、可能性ありと判定された人はプログラムへの申込を真剣にご検討ください。
奨学金の支給は出願書類の先着順で審査を行います。
定員枠(年間150名)に達した時点で募集は締切られますので、早めにご検討のうえお申込みください。

尚、過去の実績では、スポーツの技量レベルはそれほど高くないため、
学校のサークル活動の一環で多少の経験がある、という程度の技量でも十分に対象となり得ます。
特にサッカー、テニス、ゴルフの経験者はスポーツ留学奨学金支給の可能性が高くなりますので、
一般奨学金をお考えの方も無料個別インタビューの時に指定カウンセラーにご相談ください。

ただし、条件のよい多数の大学から声がかかるには、ショーケースにおいて実力を見事に発揮し、
さらに高い英語力(TOEFL79以上が目安)と一定以上の学業成績(5段階中3.5以上が目安)が
あることが非常に重要です。

出願書類について

プログラムに申込まれた方には、出願書類の作成方法について米国大学スカラーシップ協会・日本事務局、
もしくは指定された代理店が指導いたしますので、その指示に従ってください。

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